第3回 活動報告~夕食準備編~

By genkinomoto, 2017年6月23日

6月10日(土)に行われた元気Farm The 3rd

第3回目の開催レポート続編です。

 

今回は、夕食準備の様子をお伝えしていきます。

献立のメインは、手づくり五平餅とアマゴの塩焼き!

伊熊町を満喫できる食材、楽しみです!!

 

まずは、五平餅づくりから。

80本分の五平餅を作るために、なんと4升(!)のお米を使用します。

 

「炊きたてのお米を練るところから始めましょうね」

にこやかに教えてくれるのは、つくば元気クラブの梶さん。

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2升分のごはんが入った釜を前に、大人4人がかりで臨みます。

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これ、餅つきみたいな感覚と思いきや、けっこう重労働。

杵や巨大なすりこぎは重いし、ごはんがくっつきまくるし、なんといっても釜が熱い!

「もち米ってやっぱり粘りがすごいね〜」

なんて言ってるのは誰ですか?(笑)

五平餅は本来、うるち米から作る郷土料理なんですよ〜。

 

ごはんを練るコツは「突く」のではなく「押す」と教えてもらって、

立ちのぼる湯気と戦いながらすりつぶしていきます。

 

「もう腕がパンパン。明日、腕が上がるかな〜(涙)」

次々と脱力者が出る中、ひとり気を吐く男前の姿が…。

 

実行委員の渡邉さんが、もくもくと杵を振り下ろしています。

みなさんを引っ張ってくれる先輩、頼りになりますね〜。

そしてさすがおしゃれ番長、ツナギの着こなしがおしゃれ!!笑

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やっとの思いでお米を練り終えたころ、五平餅体験を楽しみにしていた子どもたちもやってきました。

さあ、みんなで成形していきましょう!

 

ここで問題!五平餅ひとつに何グラムのお米を使うでしょうか?

 

正解は約160g!お茶碗一杯のごはんより多いんです!

おなかも心も満たされる手づくり五平餅、楽しみですね〜。

 

木枠の溝にごはんを入れたら、たいらにして平串を包み、丸く成形します。

これが、なかなか難しい。

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きれいな楕円にならなかったり、串とお餅がアンバランスになってしまったり…。

子どもたちや女性陣が悪戦苦闘している中、ひとり独走状態の人が…。

 

またもやおしゃれ番長・渡邉さんでした。今日は魅せてくれますね〜!

「なんでだろう、意外と簡単にできるんだけど(笑)」

その見事な手さばきを動画でどうぞ!!

まさに職人芸。渡邉さんの才能が開花した瞬間でした。

 

上手にできた五平餅も、ちょっと不恰好な五平餅も、

手づくりならではの味わいあって、十人十色の仕上がりになりました。

 

 

その頃、元気ハウス前には、アマゴが到着していました!

この地区で採れたアマゴだそうで、見るからに新鮮でピチピチ。

自然の恵みに感謝しつつ、さっそく下処理開始です。

 

ここで活躍したのは、Man to Manの釣り名人・千田さん。

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「割り箸をここまで入れて、ここでねじると内臓を取り除けるんですよ」

と、ツボ抜きの手法をわかりやすくレクチャーしてくれます。

 

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見よう見まねでみんなもチャレンジ!

初めは少し抵抗があるものの、慣れてくると手際よくできるように。

 

下処理が済んだら串打ちし、焦げやすいヒレや尾に塩をたっぷりとつけて準備完了です!

 

五平餅づくりといい、魚の下処理といい、

Man to Manには必ずひとりは得意な人がいるんですよね。

今回もまた、暮らしの知恵が身につきました!

 

 

一方、五平餅づくりやアマゴの準備と並行して、

キッチンでは女子チームがポテトサラダとスープを作ってくれていました。

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見事な役割分担と連携プレーに、男子が付け入るスキなし(笑)

ほんと女子力高いです!

 

 

さて、下準備も整ったし、おなかもペコペコだし、

お待ちかねの夕食タイムにしましょうか!

 

次回は夕食編とホタル観賞をお届けします。

 

*夕食&ホタル観賞編に続きます。