6月10日(土)に行われた元気Farm The 3rd
第3回目の開催レポート続編です。
今回は、夕食準備の様子をお伝えしていきます。
献立のメインは、手づくり五平餅とアマゴの塩焼き!
伊熊町を満喫できる食材、楽しみです!!
まずは、五平餅づくりから。
80本分の五平餅を作るために、なんと4升(!)のお米を使用します。
「炊きたてのお米を練るところから始めましょうね」
にこやかに教えてくれるのは、つくば元気クラブの梶さん。
2升分のごはんが入った釜を前に、大人4人がかりで臨みます。
これ、餅つきみたいな感覚と思いきや、けっこう重労働。
杵や巨大なすりこぎは重いし、ごはんがくっつきまくるし、なんといっても釜が熱い!
「もち米ってやっぱり粘りがすごいね〜」
なんて言ってるのは誰ですか?(笑)
五平餅は本来、うるち米から作る郷土料理なんですよ〜。
ごはんを練るコツは「突く」のではなく「押す」と教えてもらって、
立ちのぼる湯気と戦いながらすりつぶしていきます。
「もう腕がパンパン。明日、腕が上がるかな〜(涙)」
次々と脱力者が出る中、ひとり気を吐く男前の姿が…。
実行委員の渡邉さんが、もくもくと杵を振り下ろしています。
みなさんを引っ張ってくれる先輩、頼りになりますね〜。
そしてさすがおしゃれ番長、ツナギの着こなしがおしゃれ!!笑
やっとの思いでお米を練り終えたころ、五平餅体験を楽しみにしていた子どもたちもやってきました。
さあ、みんなで成形していきましょう!
ここで問題!五平餅ひとつに何グラムのお米を使うでしょうか?
正解は約160g!お茶碗一杯のごはんより多いんです!
おなかも心も満たされる手づくり五平餅、楽しみですね〜。
木枠の溝にごはんを入れたら、たいらにして平串を包み、丸く成形します。
これが、なかなか難しい。
きれいな楕円にならなかったり、串とお餅がアンバランスになってしまったり…。
子どもたちや女性陣が悪戦苦闘している中、ひとり独走状態の人が…。
またもやおしゃれ番長・渡邉さんでした。今日は魅せてくれますね〜!
「なんでだろう、意外と簡単にできるんだけど(笑)」
その見事な手さばきを動画でどうぞ!!
まさに職人芸。渡邉さんの才能が開花した瞬間でした。
上手にできた五平餅も、ちょっと不恰好な五平餅も、
手づくりならではの味わいあって、十人十色の仕上がりになりました。
その頃、元気ハウス前には、アマゴが到着していました!
この地区で採れたアマゴだそうで、見るからに新鮮でピチピチ。
自然の恵みに感謝しつつ、さっそく下処理開始です。
ここで活躍したのは、Man to Manの釣り名人・千田さん。
「割り箸をここまで入れて、ここでねじると内臓を取り除けるんですよ」
と、ツボ抜きの手法をわかりやすくレクチャーしてくれます。
見よう見まねでみんなもチャレンジ!
初めは少し抵抗があるものの、慣れてくると手際よくできるように。
下処理が済んだら串打ちし、焦げやすいヒレや尾に塩をたっぷりとつけて準備完了です!
五平餅づくりといい、魚の下処理といい、
Man to Manには必ずひとりは得意な人がいるんですよね。
今回もまた、暮らしの知恵が身につきました!
一方、五平餅づくりやアマゴの準備と並行して、
キッチンでは女子チームがポテトサラダとスープを作ってくれていました。
見事な役割分担と連携プレーに、男子が付け入るスキなし(笑)
ほんと女子力高いです!
さて、下準備も整ったし、おなかもペコペコだし、
お待ちかねの夕食タイムにしましょうか!
次回は夕食編とホタル観賞をお届けします。
*夕食&ホタル観賞編に続きます。