9月23日(土)に行われた元気Farm The 3rd
第6回目の開催レポートです。
今回は、待ちに待った稲刈りの様子をお伝えしていきます!
今から約4カ月前。5月13日に植えた稲を、いよいよ収穫する日がやってきました。少し前に襲来した台風の影響を心配していましたが、黄金色の稲穂がたくましく実っています。
ここ最近、お米を狙ったイノシシが出没したそうですが、それは今年のお米がおいしくできた証拠なんだそう。これは期待大!
師匠の京一先生から、稲刈りの手順をレクチャーしていただきます。
今日収穫した稲は、天日干しで乾燥させてから脱穀するのですが、しっかり束ねて固定しないと干している最中に稲が落下し、
せっかく収穫したお米が台無しになってしまうそうです。
「おいしいお米を死守しなければ!」と気合いを入れて、いざ収穫へ出発!!
…と、田んぼへ踏み出した瞬間、「マムシがいるから気をつけてくださいね~」と京一さん。
のんびりした口調とは裏腹な衝撃のコメントですが、ここ伊熊ではもう慣れっこですね(笑)。
そしてこの日は、強力な助っ人が待っていてくれました!
後藤キヨさん、なんと大正12年生まれの93歳!!
まだまだ現役、元気いっぱいのおばあちゃんです。
稲刈りしやすいように、田んぼの周りを草刈りしてくださったそう。
本当にありがとうございます!
そんな助っ人の力を借りて、いよいよ稲刈りスタート!
慣れない鎌を使いながら、みなさん一心不乱に稲刈りをしていきます。
稲を刈り取る人と束ねる人に分かれて、もくもくと作業に打ち込みます。
稲刈りって、実はかなりの体力仕事。ずっと屈んだ姿勢だから腰に負担がかかるし、
束ねた稲は重いしで、まさに満身創痍。
昔は子ども女性関係なく、村総出で稲刈りをされていたそうです。
農家のみなさんのありがたさを改めて実感しました。
強力助っ人のキヨさんはここでも大活躍。目にもとまらぬ早業を動画でどうぞ!
圧倒的なスピードに脱帽。隣で同じ作業している方と比べると一目瞭然です。
「稲刈りは30年ぶりだな〜」と話すのは総務部の伊藤次長。
30年ぶりとは思えない慣れた手つきで、誰よりも早く稲刈りを進めていきます。
その頼れる姿は、仕事でも元気ファームでも変わりません。
いつもありがとうございます!
…と、ここでついに出現!マムシです!
「これマムシ!?」「でたーーー!」とみなさん大興奮。
おそるおそる近づくものの、誰も対処できずハラハラ。
呆然と立ちつくしているところに、一人の男性が颯爽と登場しました。
いつも農作業を手伝ってくれる鈴木辰徃さんです!
まったく躊躇することなく、あっさりとマムシを成敗。
さらに、その場で皮をはいで驚愕の一言。
「お昼ごはんだね(ニッコリ)」。
食べるんですね(笑)
その後もたくさんの仲間たちに出会いました。
動物の世界も食欲の秋なんですね(笑)
ちなみに最後の写真は、巨大なハチに追いかけられている人材紹介推進部の須山さん。
今年の稲刈りは例年以上に笑いあり、ハプニングありで、楽しい雰囲気です。
みなさんの頑張りで、稲刈りも残りわずか。ラストスパート!
最後の一束を刈り終えて、無事終了!心地よい疲労感がみなさんの体に漂います。
きっと明日は全身筋肉痛になることでしょう(笑)
みなさん、お疲れ様でした!!
稲刈り編はここまで。
あとは秋野菜の手入れです。
そして、収穫したての秋の味覚を使ったおいしい昼食がお待ちかねです♪
*農作業&昼食編に続きます。