元気Farm The 3rdを振り返って〜実行委員座談会・後編〜

By genkinomoto, 2018年5月10日

元気Farm The 3rdの実行委員メンバー7人による座談会の続編です。前編はこちらをご覧ください。

 

 

元気Farm The 3rdを振り返って〜実行委員座談会・前編〜

 

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鬼頭:元気ファームは社員の成長の場でもあったと思うんですが、なにか感じたことはありましたか?

 

田中:一番印象的だったのは、参加してくれたみんなが、自主的に役割を見つけて動いてくれたこと。農作業班とか調理班とか、一応グループ分けはしていたけど、自分の作業が終わったら率先して別班を手伝ってくれる人が多かったと思う。

 

野田:そうですね。受け身じゃなくて、「自分にできることはないか」って一人ひとりが考えて能動的に行動してくれたから、すごく助かりました。

 

石原:畑の世話とか田植えとか重労働も多いんだけど、女子社員もパワフルに働いてくれましたよね。春の山菜採りの時、急斜面に立派なタラの芽があったんだけど、僕が尻込みしていたら女性陣が採りにいってくれたり(笑)。

 

渡邉:15〜20kgくらい入った新米を、颯爽と担いでいた女性もいました。僕でも断念したのに(笑)。

 

原田:男前ですね…! 男性社員も、料理や細かい作業で女子力(?)を発揮していた人が目立ちましたよね。前半でも話に出た四日市オフィスの後藤さんは、天ぷらから炊き込みごはんまで、プロ顔負けの腕前でしたし。

 

鬼頭:そういう原田さんも、収穫祭の準備で見せてくれた包丁さばきは見事でしたよ!

 

大平:あれはびっくりした(笑)。それ以外にも、草刈りだったり、炭おこしだったり、魚の下処理だったり、それぞれが得意なことを生かして、助け合うことで成り立った活動だと思います。

 

 

石原:会社ではわからない意外な一面を垣間見ることができるのは、元気ファームならではですよね。

 

渡邉:そうだね。元気ファームでは年齢も肩書きも関係なく、みんながフラットな関係だから、個性を発揮しやすいんだと思う。例えば新入社員や若手メンバーは、社内では指示を仰ぐ立場だけど、元気ファームなら自ら活躍の場を見つけることができるし。

 

原田:先輩や上司に、顔を覚えてもらえる機会にもなりますよね。嵯峨執行役員が、「元気ファームを通じて、社員の顔と名前が一致した」っておっしゃっていたんですけど、普段接点が少ない人同士が交流できるのは魅力だと思います。

 

田中:仕事では失敗すると注意を受けるけど、元気ファームなら失敗を気にせずチャレンジできますからね。

 

大平:上司のみなさんも、普段は部下を率いる立場だけど、元気ファームでは僕たちが指揮をとるから立場が逆になるんですよね。それでも文句ひとつ言わずに動いてくれるし、お願いしたことに対して1.5倍で返してくれるから、さすがだなと思いました。

 

野田:縁の下の力持ちとして、活動を盛り上げてくれる存在ですよね。仕事はきっちりやって、遊ぶときは上下関係なく思い切り楽しむ。その切り替えができるから、元気ファームは楽しいんだと思います。

 

 

鬼頭:みんなは実行委員を経験してみて、成長したと思うこと、自分の課題だと感じたこと、今後に生かしたいことはありますか?

 

石原:僕は自分自身のスタンスを見直すきっかけになりました。実は実行委員も、「みんながやるなら自分も」…ってなりゆきで参加したんだけど、みんなの熱意をビシビシ感じて、刺激を受けたんです。

 

渡邉:そうだったんだ(笑)。

 

石原:はい、実は…(笑)。でも、仲間が頑張っている姿を目の当たりにして、「自分もやらなきゃ」って思った。元気ファームや会社に対する責任感が芽生えたというか。

 

田中:石原さんと同じく、僕も自分の足りないところを実感しました。特に、周りを巻き込んでいく力。仕事で接する就活者の方々にも、言われてやるのではなく、自分からアイデアを持って行動してもらえるように働きかけていきたいと思っています。

 

大平:僕は本部担当として、その時期に収穫できるものをリサーチして活動計画を立てる役割だったんだけど、天候とか野菜の飼育状況とか、当日現地に行ってみないとわからないことも多かったんです。自然相手だから、「蓋を開けてみたらびっくり」ってこともあったし。

 

石原:収穫する予定だったタケノコを、先にイノシシに食べられちゃったり?(笑)

 

大平:そうそう(笑)。でも、一つひとつクリアしていくうちに、目の前のことにとらわれず、物事の背景にある関係性を考える力が身についた気がします。僕は将来、何らかの形でまちづくりに関わりたいと思っているので、地域活性化につながる活動を経験できてよかったです。

 

鬼頭:僕は「IKU AD」を通して、広報のスキルを磨きたいと思うようになりました。こんな素敵な活動をやっているのに、まだまだ社内外への発信力が弱いと痛感して。Man to Manや元気ファームの魅力を広く伝えていく方法を、自分なりに考えてみたいです。

 

野田:仕事で会う就活者の方々も、元気ファームの話をするとすごく興味を持ってくれるんです。企業価値を高める活動として、もっと発信すべきですよね。

 

原田:そういった広報活動によって、山村地域の活性化に取り組む企業が増えていくのが理想的ですよね。もちろん先駆けである僕たちも、この活動を1本の柱として、もっともっと育てていきたいですし。

 

 

田中:普段の仕事では人間関係が限定されてしまうけど、元気ファームでは積極的に社内外の人とつながれるから、まだまだ可能性は広がっていきそうな気がします。

 

渡邉:元気ファームって、コミュニケーションの手段としてすごく有効なんですよね。Man to Manもそうだけど、縦割りの組織ってどうしても各オフィス、各部署内で仕事が完結してしまう。でも、元気ファームで横のつながりができて、仕事の情報交換もするようになったのは新鮮でした。

 

野田:早朝から集まって、汗かきながら農作業に励むうちに連帯感が生まれる…。新しい形のコミュニケーションですよね。

 

原田:なにより健康的で、ポジティブな雰囲気なのがいい。自然に身をおいて、日常とは違う経験をすることで、人間としても成長できますし。

 

大平:特にこれからのMan to Manを担う若手には、ぜひ実行委員を体験してみてほしいです。大変なことも多いけど、視野を広げるには絶好のチャンスになるから。

 

渡邉:本当にそう思います。僕自身、実行委員で経験したことや、この7人で過ごした濃密な時間は、何ものにも代えがたい財産になりました。仕事でも、それ以外の場でも、ここで築いた絆を発揮できる機会をつくっていきたいですね!

 

(終)

 

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元気Farm The 3rdはここまで。

大変なことや辛いことなど多々ありましたが、

こうして無事1年間やり切れたのは、

温かく見守っていただいたみなさんのおかげです。

1年間、本当にありがとうございました!

 

 

なんて言っている間に、なんと!

今年も元気ファーム活動、継続することとなりました!

今年は『元気ファーム advanced』

今年の活動は20代の若手社員が中心となり、より先進的な元気ファームを目指して、元気いっぱい活動します!

第一回目の活動は5月12日(土)です。

活動ブログもアップしていきますので、是非お楽しみください♪